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信用情報の審査とは?

カードローンやキャッシングの審査では、一体何を見て、貸すか貸さないか判断しているのでしょうか?

審査は、まず、申込みフォームに記入した情報で機械的に行われますが、実は、その後、あなたの現在の借入れ状況や返済状況、過去の返済履歴や金融事故の有無など、申込みフォームには記入していない情報を信用情報機関に照会し、審査しているのです。

金欠のタムラくん

え、信用情報の審査って何だか不安だなあ…

ラッキーくん

ポイントをおさえて備えていれば大丈夫!
今回は、
・信用情報とは何か?
・信用情報はどのように審査される?
・信用情報機関とは何か?
について説明し、対策方法を考えましょう。

信用情報って何?

まず、信用情報とは何かということから説明します。

信用情報とは、クレジットカードやローンなどの借入返済などの取引に関する情報が記されたものです。

信用情報とは?

信用情報には、

  • 契約の内容
  • 返済や支払いの状況
  • 利用残高

などが記載されています。

たとえば、どんな業者どんな契約と結んでいるか、支払いに滞りはないか、現状でどれだけのローンが残っているか、といったことがくまなく記されているわけです。

カードローン会社や消費者金融業者はそれらの情報をチェックして、あなたにお金を貸し出しても良いかを判断します。

記されている内容によっては貸し出しを危険と判断して、審査落ちさせることもあります。

信用情報にはどこまでの情報が記されているのか?

キャッシングなどの利用状況はもちろん、あなたの生年月日、郵便番号、電話番号といった個人を特定するための情報が記録されています。

しかし、それ以上に詳しい個人情報、例えば、思想、信条、宗教、趣味などは基本的には記されていません。要は、信用取引に関わりがある情報のみ登録されるのです。

たとえば、借入れの目的をキャッシング業者に伝えても、その借りた目的に関する内容までは記されません。あくまで借りたことについてのみ記録されるわけです。

なぜあなたの個人信用情報が登録されているのか?

信用情報機関に登録されている個人信用情報にマイナスのことが掲載されていた場合には、カードローンの審査に通過することが難しくなってしまいます。

しかし、そもそもなぜ信用情報機関にあなたの情報が登録されているのでしょうか?

情報の登録なんて認めた覚えはない!と思う方も多いと思いますが、カードローンやキャッシング、クレジットカードを契約する際に実は認めているのです。
というか、認めなければ利用できないので了承せざるを得ません。

カードや申込み書の裏に、利用規約などが印刷されていませんでしたか?
あまりに小さい文字なので見逃してしまうかもしれませんが、以下のようなことが記されています。

加盟する信用情報機関および当該信用情報機関と提携する信用情報機関に提供し利用することを承認します。

利用規約に明記されている上で契約しているわけなので、情報が登録されていても仕方ないのです。

どんな情報が記録されて、どのくらい保存されるのか?

申込み時

カードローンやキャッシングに申込むと、たとえ契約に至らなかった場合でも、

  • 申込み日
  • 申込み金額
  • カード会社
  • 商品名称

などの申込み内容が個人情報(氏名、生年月日、電話番号など)とともに記録され、最長で6ヶ月保存されます。

契約時

契約すると、

  • 契約日
  • 契約したローンの内容
  • 利用限度額
  • 支払い方法

などの契約内容が記録され、最長で解約後5年間保存されます。

返済時

返済が始まると、返済状況が記録され、最長で解約後5年間保存されます。
その中で、

  • 長期延滞
  • 強制解約
  • 債務整理
  • 代位弁済

といった問題が起こると金融事故として記録され、それぞれ決められた期間保存されます。

▶長期延滞

支払いを延滞すると、金融機関を通じて信用情報に記録されます。
タイミングは各金融機関によりますが、2~3ヶ月以上延滞すると記録されることが多いようです。

延滞解消後も、最長1~5年間記録が残ります。

▶強制解約

長期の延滞などの理由で金融機関から強制的に契約を打ち切られることを強制解約といいます。
最長5年間記録が残ります。

▶債務整理

債務整理とは、破産、任意整理、個人再生、特定調停など、合法的に借金を整理する手続きです。
任意整理なら最長5年間、破産なら最長5~10年記録が残ります。

▶代位弁済

利用者の返済が滞った場合、保証会社が代わりに残りを返済することを代位弁済といいます。
その情報は、最長5年間残ります。

個別契約と包括契約によって保存期間が変わります!

キャッシングの契約には、個別契約包括契約があります。

  • 個別契約:完済すると契約が終了する(目的別ローンなどが該当)
  • 包括契約:解約しなければ契約が継続している

となっています。

包括契約であった場合には、債務整理をして5年以上経った後でも情報が残り続けてしまうケースがあります。

包括契約を結んだ業者の借金を債務整理した場合には、債務整理後に完済しても、契約自体は残っているため、5年経過しても債務整理の記録が残り続け、カードローンやキャッシングの審査が通りにくい状態が続いてしまいます。

そもそも、カードローンやキャッシングは、限度額まで何度でも繰り返し利用できるのが大きな特徴ですよね。実際に多くのキャッシング業者が包括契約を実施しています。

信用情報を完全に削除してしまいたいのであれば、解約を実施してください。

解約手続きに関しては、業者に対して電話をすれば良いだけです。
基本的に電話対応しかしていないケースが多いです。

ローンカードについては解約したら悪用される心配もありませんが、ハサミを入れて捨てるのが一般的です。

信用情報はどのように審査される?

まず、上記の金融事故(長期延滞、強制解約、債務整理、代位弁済)の情報が記録されている場合、審査を通らない可能性が高いです。
なので、一度金融事故を起こしてしまったら、解約後5年間は借入れは難しいでしょう。

ただし、長期延滞の場合は、延滞を解消していれば大丈夫という場合もあります。

事故情報が記録されていない場合でも、以下のような場合マイナスの評価がなされます。

  • 短期延滞の記録が多数ある場合
  • クレジットカードの残高不足で引き落としができない状態が頻発している場合
  • 同時に複数の会社に申込みをしていることがわかった場合

また、消費者金融の場合は総量規制の対象となるため、他の業者からの借入れと合わせて年収の3分の1を超える場合は、審査を通りません。

総量規制の対象外である銀行の場合は、年間の返済額の合計によって判断されますが、その基準は銀行によってまちまちです。

金融事故については社内ブラックに注意!

金融事故を起こしてしまった場合に、特に気をつけて欲しいのが社内ブラックです。

借金を返済できず債務整理した場合、5年経ったからといって、その時に利用していたキャッシング業者に再び申し込んではいけません。

その業者は個人信用情報機関の情報とは別に、自分たちでも情報を持っています。
社内ブラックといった状態になっており、事故の程度にもよりますが、審査に通る可能性は極めて低くなります。

金融事故を起こしてしまった場合は、解約後5年以上経ってから別の会社に申し込めば、審査を突破できる可能性があります。

クレジットカードの利用にも注意!

今まであまり意識していなかった方もいるかも知れませんが、クレジットカードの利用状況も信用情報として記録されています。

上記のように、引き落としができない状態が頻繁に起こると、カードローンやキャッシングの審査の際にマイナスになりますので、注意しましょう。

信用情報機関とは?

上記の信用情報を持っている「信用情報機関」について説明しましょう。

信用情報機関は以下の3つです。

  1. シー・アイ・シー(CIC)
  2. 日本信用情報機構(JICC)
  3. 全国銀行個人信用情報センター(KSC)

それぞれの信用情報機関の特徴について詳しく解説します。

(1) シー・アイ・シー(CIC)

1984年に設立された、主に割賦販売や消費者ローンなどのクレジット事業を営んでいる企業を会員とする信用情報機関です。

主な加盟業者は信販業者(クレジットカード業者)、信用保証会社、自動車などのローン・リース会社、小売店、一部の消費者金融業者や銀行・労働金庫などです。

6億件を超える信用情報を保有しています(2016年時3月)。

(2) 日本信用情報機構(JICC)

1986年に設立された貸金業者系の信用情報機関です。
2010年より貸金業法に基づく信用情報機関として指定されています。

加盟業者は、信販業者、消費者金融業者、流通・銀行・メーカー系のカード会社、保証会社、金融機関、保証会社、リース会社などです。

約3億5000万件の信用情報を保有しています(2016年9月)

(3) 全国銀行個人信用情報センター(KSC)

一般社団法人全国銀行協会(JBA)が設置、運営している個人信用情報機関です。
加盟業者は銀行などの金融機関、政府系金融機関、信用保証協会、クレジットカード会社、保証会社などです。
保有している個人信用情報数は約9,000万件です(2016年3月)。会員数は1,200社ほどとなっています。

信用情報機関のネットワーク

これらの信用情報機関のネットワークもあります。

  1. CRIN(クリン)
  2. FINE(ファイン)

それぞれの情報を共有することにより、幅広い情報を確認できるようになっています。

(1) CRIN(クリン)

全国銀行個人信用情報センター(KSC)、日本信用情報機構(JICC)、株式会社シージェーシー(CJC)の3つの機関が運営している、信用情報交流のネットワークです。

CRIN(クリン)で共有されている情報は、

  • 本人情報:氏名、生年月日、住所、電話番号、勤務先など
  • 契約情報:カードローンやクレジットカードの契約についての情報
  • 事故情報:延滞や貸し倒れなど

といった現在進行形の事故情報で、過去の金融事故(ブラック)情報は含まれません。。

(2) FINE(ファイン)

日本信用情報機構(JICC)とシー・アイ・シー(CIC)の情報を交流させているネットワークです。
日本信用情報機構(JICC)にしか加盟していなくても、FINE(ファイン)を通せばシー・アイ・シー(CIC)の情報が確認できるわけです。その逆もしかりです。

CRINは信用情報機関が自主的に情報共有ネットワークを運用しているのに対し、FINEは貸金業法という法律によって情報の共有が義務付けられています。

貸金業法という法律により、信販業者や消費者金融業者は、年収の3分の1を超える貸し出しができません。そのため、他社の利用情報を確認しなければならないのです。

個人信用情報をFINE(ファイン)で共有することによって、貸出ができるか出来ないかを貸金業者は判断しています。

もちろん個人信用情報には延滞情報も記されます。
返済に遅れが出れば、即審査に影響が出てしまいます。

自分で個人信用情報を確認する方法もあります!

金欠のタムラくん

キャッシングの審査にまた落ちてしまった…

ラッキーくん

個人信用情報に何か問題があるのかも知れませんね。
どんな情報が記録されているのか自分自身でチェックしてみましょう!

こちらでは、

  1. シー・アイ・シー(CIC)
  2. 日本信用情報機構(JICC)
  3. 全国銀行個人信用情報センター(KSC)

の3つの信用情報機関の開示方法について解説します。

(1) シー・アイ・シー(CIC)の開示方法

以下の3つの開示方法があります。

  • インターネットによる開示
  • 郵送による開示
  • 窓口での開示

▶インターネットによる開示

インターネットによる開示は、パソコン、スマートフォン、携帯電話より行っています。
最も早く開示してもらえるのでおすすめの方法と言えます。

サービス提供日時は毎日8:00~21:00です。
手数料はクレジットカード一括払いにて、1,000円かかります。

【インターネットを利用した情報開示の流れ】

  1. インターネット、スマホ、ケータイより「お手続き前の確認事項」をチェック
  2. 電話をかけて受付番号を取得
  3. 1時間以内にネットで受付番号を入力
  4. パスワードを入力し開示報告書を表示して中身を確認(ダウンロードも可)

▶郵送による開示

郵送による開示に関しては、申し込みから10日前後かかってしまうので、すぐに確認したい場合には適していません。
費用に関しては、ゆうちょ銀行で発行の定額小為替証書(1,000円)がかかります。

▶窓口での開示

窓口での開示に関しては、平日の10時~16時(12時~13時除く)にCIC開示窓口へ出向かわなければなりません。
CIC開示窓口は、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・岡山・福岡にあります。

タッチパネルを操作して、その場で開示報告書を受け取ります。
費用は現金で500円で、3つの開示方法の中で最も安いです。

日本信用情報機構(JICC)の開示方法

CIC同様、スマホ、郵送、窓口の3つの開示方法があります。

全国銀行個人信用情報センター(KSC)の開示方法の種類

開示方法は「郵送」のみです。

特定の情報を削除する事は可能?

正確な情報であれば、あなたが望んでも情報を削除することはできません。

もしも誤った情報が見つかった場合は、誤った情報を記載した業者に対して、「個人信用情報訂正の要請」を行います。
業者側も認める内容であれば、業者から信用情報機関に対して訂正が行われます。

編集部まとめ

わたしたちのカードローンやキャッシング、クレジットカードなどお金の取引に関する記録が「信用情報」。

カードローンやキャッシングに申込みの際には、この「信用情報」も見て、きちんとお金を返すことができるか審査されているのです。

無理のない金額を借りて、きっちり返すことで、次の審査も通りやすくなる、ということですね!