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おまとめローンのメリット・デメリット

金欠のタムラくん

おまとめローンって借金が一つにまとまって楽になりそうだな。
でも、おまとめ詐欺って話も聞くし、ちょっと心配だな…

ラッキーくん

おまとめローンは、管理が楽になったり、金利が下がることもあったりと魅力的な反面、審査が厳しかったり、返済総額が増えてしまうこともあったりと、気をつけなければならないこともあります。

ここでは、おまとめローンのメリット・デメリットについて見ていきましょう!

おまとめローンのメリットは?

金利が下げられる

おまとめローンの一番の魅力は「金利が低くなる」可能性が高いということです。
キャッシングやカードローンの金利は、限度額が高いほど低く設定されます。

そのため、複数の会社の借金をまとめて大きな金額を1社から借りることで、金利が低くなる場合が多いのです。

返済日が月1回だけになる

複数社から借り入れをしていた場合、その会社ごとに返済日が違っている場合が多く、失念する可能性も高くなります。

もちろん、失念してしまえば返済遅延が発生してしまい、遅延損害金など余計な支払いが発生します。

おまとめローンで借入先を1社にすれば、返済日が毎月1回だけになり、失念する可能性はほぼなくなることでしょう。

また、返済日が毎月1回になることで、収入と支出のバランスのとれた返済計画を立てやすくなります。

精神的に楽になる

複数社から借り入れしている場合、返済日が毎月複数あるため、どうしても返済に追われているという感覚が強くなってしまいます。

また、いくつもの会社の返済状況を管理するのも、手間と神経を使うことになるでしょう。

それらをすべて1つにまとめることができれば、時間に余裕が生まれ、それが心の余裕につながります。

信用情報に傷がつかない

多重債務でやりくりができなくなってしまった場合、考えられる別の方法として債務整理がありますが、債務整理をすると信用情報事故情報が登録されてしまいます。

信用情報に傷がつくと、以降5年から10年、新規の借り入れができなくなります。

その点、おまとめローンを利用して無事返済できれば、信用情報に事故情報が登録されることはありません。

もちろん、それ以前に返済遅延などを発生させていれば、その情報が登録されていますので、気をつけましょう。

おまとめローンのデメリットは?

返済総額が大きくなる場合がある

おまとめローンで返済を1社にまとめることによって金利を下げることができるからといって、必ずしも利息を減らすことができるわけではありません。

利息の総額は、元金×実質年利率×返済期間(年)ですから、金利が下がっても返済期間が長くなると、最終的に支払う利息は増えてしまうこともあるのです。

例えば、以下のように3社に借りていたとしましょう。

  • A社に実質年利率18.0%で50万円
  • B社に実質年利率17.8%で100万円
  • C社に実質年利率14.5%で100万円

▶1.それぞれ5年で完済した場合

3社に、それぞれ適用された金利で5年間で完済した場合に支払う利息は

  • A社に支払う利息は 50万×18.0%×5(年)=45万円
  • B社に支払う利息は100万×17.8%×5(年)=89万円
  • A社に支払う利息は100万×15.0%×5(年)=75万円

合計で209万になります。

▶2.おまとめローンを利用し、10年で完済した場合

おまとめローンでD社に借り換え、実質年利率が10.0%、返済期間が10年となった場合、支払う利息の総額は、

250万×10.0%×10(年)=250万円

となり、おまとめローンを利用しない場合に比べて40万円以上も多くなってしまいます。

利息が増えた?!

このように、おまとめローンを利用することで実質年利率が下がっても、返済期間が延びた場合は支払う利息の総額が上がってしまう場合があるのです。

毎月の支払いの負担を減らしたいからといって月々の返済額を低くしすぎると、当然支払い期間は長くなってしまいます。

なお、上記の例の計算は、1.と2.いずれも、借入れ残高が最後まで250万円のままで計算していますが、元金を返済して借入れ残高が減れば、それにかかる利息は小さくなりますので、実際に支払う利息は上記よりも小さくなります。

また、返済方法も

  • 元利均等返済:一律の元金と利息を返済する方式
  • 元利定額返済:一定額の元金と利息を返済する方式
  • 残高スライドリボルビング:返済額を一定にして、その中から利息を支払い、残りを元金返済に充てる方式

などあり、それによっても変わってきます。

審査が厳しい

おまとめローンを利用しようとする人は、当然ながら希望限度額が大きくなります。
すでに複数社から借り入れしている人が大きな金額を低金利で借りるのですから、審査が厳しくなってしまうのは仕方がありません。

少なくとも、いま借りている会社での返済遅延などが発生しないように気をつけて、「きちんと返済する人」という記録を蓄積した上で審査に挑みましょう。

消費者金融系のおまとめローンは追加融資ができない

消費者金融系のおまとめローンの場合、追加融資はできません。
おまとめローンはあくまでも既存の借入れを返済するための借入れだからです。

銀行のカードローンを「おまとめローン」として利用した場合は、基本的に通常のカードローンと同じように追加融資ができます。

新たな借金の誘惑が出てくる

おまとめローンで新しく出直そうとしている人にとってのデメリットは、追加融資をしてもらえないことよりも、むしろ新たな借金の誘惑が出てくることかも知れません。

おまとめローンでもともとあった借金を完済すると、もともと借りていた会社からすれば、「完済してくれた上客」と判断される可能性があり、その会社から「融資枠の増額」や「低金利」を謳った新たな借り入れのお誘いが来ることになります。

いままで複数社から高金利で借りていた身からすれば、「少し楽になったので少しくらいいいか」と思わせる強い誘惑ですが、ここでこの誘いに乗ってはいけません。

せっかく1社にまとめて計画的に返済しているのに、ここで新たに借り入れをしてしまったら何の意味もありません。

しかも、もしここで誘惑に負けて新たな借り入れをしてしまった場合、借金を一本化した会社があなたに疑念を抱いて「一括返済」の要求をしてくる可能性もあります。
そうなるとせっかくの返済計画が水の泡となってしまいます。

誘惑に負けやすい方は、おまとめローン利用時に、もともと借りていた金融機関との契約を解約するのが効果的です。

おまとめ詐欺に注意

おまとめローンの審査は、一般的なローンよりも厳しいことが多く、審査に通らない人もいます。

しかし、そういう人に限って返済に苦慮しており、何としてでも返せるように、低金利で一本化したいと強く希望しているということが多いです。

そんなある意味「必死な人」はどうしても視野が狭くなり、判断力が鈍ってしまいます。
詐欺師たちは、そういった人たちを狙うのです。

その手口は単純で、甘い審査や異常に低い金利、高額な融資をちらつかせ、被害者に近づき、その後、いろいろな理由をつけて保証金手付金の支払いを求めます。

必死で周りが見えなくなっている被害者は素直に支払うのですが、最終的には希望した融資を受けることができず、業者とも連絡も取れなくなるのです。

他に、一旦融資はされるが、実はとんでもない高金利だったり、高額な手数料を求められたりといったパターンもあります。

冷静な状態で考えれば、明らかに詐欺だと分かるのですが、藁にもすがりたい思いでいると、そんな手口に乗ってしまうものです。

詐欺業者、悪徳業者の見抜き方

詐欺業者、悪徳業者の見抜くポイントを紹介します。
もしこういった業者に出会ったら、絶対に関わらないようにしましょう。

▶異常に低い金利

おまとめローンの目的の1つは「金利を低くする」ことですので、実質年利率の低い業者を選ぶのは当然です。
しかし、その金利が一般的な銀行系ローンよりも低い場合、怪しまなければいけません。

一般的な消費者金融が、銀行よりも低い金利で融資できることはまずありませんので、実質年利率1.0%や2.0%など極端に低い場合は、詐欺・悪徳業者ではないか?と疑いましょう。

まして、その上で高額融資となれば、詐欺・悪徳業者と考えてまちがいないでしょう。

▶大手の社名と似た名前の会社名

業者の名前だけで判断するのは、非常に危険だといえます。

多くの悪徳業者は、「みずほ○○金融」や「○○アイフルファイナンス」「△△住友グループ」などと、有名な金融機関と似た名前を使っています。

大手金融業者に関連企業であるかどうか確認しましょう。

また、正式な消費者金融であれば貸金業協会に登録されていますので、必ず貸金業協会の登録番号・協会員番号の表記を確認しましょう。

  • 登録番号は「◯◯財務局長(◯◯)第◯◯◯◯◯号」
  • 協会員番号は「日本貸金業協会会員第◯◯◯◯◯◯号」

とホームページに記載されています。

登録番号があれば都道府県に登録されている正式な業者ですが、盗用やでっち上げの場合もありますので、日本貸金業協会のサイトで確認することをおすすめします。

また、更新回数(登録番号の( )内に記載されている数字)が「1」、つまり一度も更新していない業者については、詐欺を働くつもりで登録し、ある程度稼いだら突然連絡が取れなくなる可能性がありますので、注意してください。

また、連絡先電話番号が携帯電話という場合も、突然連絡が途絶えるリスクが高いため、非常に危険です。

▶「100%融資」などの甘い言葉

「100%融資」「超低金利」「ブラックでも大丈夫」といった甘い文句は要注意です。

多くの借金を抱えている人に、金融機関が簡単に融資できるわけがありません。

既に他の会社のローン審査をいくつも落ちていたりすると、つい飛びついてしまいがちですが、それでは詐欺業者の思うつぼです。

編集部まとめ

今回は、「おまとめローン」についてのメリット・デメリットをまとめました。

あまり知られていない「落とし穴」ともいうべきデメリットもよく理解した上で、上手に利用できるといいですね。

おまとめローンのメリットを活かし、借り入れを1社にまとめてすっきりさせ、金利も下げ、現実可能な返済計画を立てて新しいスタートを切りましょう。