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「教育訓練受講者支援資金融資制度」は生活費に困ったら利用しよう!

金欠のタムラくん

失業中に勉強するために「教育訓練給付制度」を利用しているんだけど、それでもお金が足りなくて…困ったなあ。

ラッキーくん

専門学校への入学金や受講料の一部を支給してもらえる「教育訓練給付制度」は多いに助かりますが、勉強に専念しようと思うと、その間の生活費が問題ですね。

そんな時に役立つのがろうきん(労働金庫)の融資、教育訓練受講者支援資金融資制度です。

教育訓練受講者支援資金融資制度とは?

「教育訓練受講者支援資金融資制度」とは、離職中のスキルアップのため「教育訓練支援給付金」を受給される方で、給付金だけでは生活費が不足してしまう場合にろうきん(労働金庫)から融資を受けられる制度です。

安心してキャリアアップの勉強に専念してもらおうという趣旨です。

融資なので、もちろん借りた後は返さなければなりませんが、カードローンやキャッシングよりも低金利で利用できるので、条件に当てはまる場合は利用を検討してみることをオススメします。

申込み資格

申込み要件は、各自治体により異なりますが、全国的に以下の2点は共通条件となります。

  1. 教育訓練支援給付金の支給決定を受けた方
  2. 「教育訓練受講者支援資金融資要件確認書」の交付を受けた方

▶1.教育訓練支援給付金の支給決定を受けた方

国の教育訓練給付制度には「一般教育訓練給付金」と「専門実践教育訓練給付金」の2種類あり、キャリアアップを目的に指定された教育訓練講座を受講すると、受講費の一部が給付されます。

また、初めて「専門実践教育訓練」を受講される方で45歳未満など一定の条件を満たす場合、「教育訓練支援給付金」として受講中の生活を確保する支援金が給付されます。

その給付金でも生活費が足りない人向けに用意された制度が、「教育訓練受講者支援資金融資制度」です。

そのため、「教育訓練支援給付金」の受給者であることが条件です。

▶2.「教育訓練受講者支援資金融資要件確認書」を交付された方

「教育訓練受講者支援資金融資要件確認書」はハローワークで発行されます。

制度の利用を検討される方は、管轄のハローワークにお問い合わせ下さい。

使途

使途は、キャリアアップを目的に、厚生労働省が指定した教育訓練講座受講中の生活費に限られます。

その他の用途に使うことは不正受給とみなされ、残債の一括返済となる恐れがありますので、ご注意下さい。

教育訓練受講者支援資金融資制度

具体的な手続きや融資条件は?

まずは、ハローワークで「教育訓練受講者支援資金融資要件確認書」を発行してもらい、必要な手続や手順について説明を受けます。
その上で、最寄りのろうきん(労働金庫)に行って手続を行います。

もちろん、教育訓練支援給付金を受給していることが前提です。

また、地域によって、申込み資格

  • 教育訓練支援給付金の支給決定を受けた方
  • 「教育訓練受講者支援資金融資要件確認書」の交付を受けた方

だけでなく、追加の条件がある場合もありますので確認しましょう。

たとえば中国ろうきんの場合、対象年齢が「原則20歳以上とし最終弁済時の年齢は66歳未満」となっています。

融資額

この制度の融資限度額は月額7万円です。
融資対象訓練月数は最大36か月です。

つまり、月額7万円×36か月で、融資限度額は252万円です。

ただし、必ず満額借入できるとは限りません。

融資を申込むと審査が行われ、結果は「教育訓練受講者支援資金融資要件確認書」に記載されます。

例えば、確認書に上限30万円と書かれていれば、30万円までしか借入できません。

融資方法

融資の決定が下りると、お申込み者本人のろうきん普通預金口座へ入金されます。

金利

金利は固定金利、年利は各自治体によって異なりますが、保証料込みで3%程度です。

返済方法・返済期間

返済方法は、元利均等方式で、毎月返済もしくは、毎月・ボーナス併用返済となります。

返済期間は、元金据置期間経過後、数年以内です。(各自治体により異なります。)

元金据置期間中は元金の返済はせず、経過利息のみ支払いとなります。

保証、保証料、担保

保証は、日本労働者信用基金協会(日本労信協)がしてくれるので、保証人は不要です。

保証料は、毎月の返済額に保証料を含めて払う、月次後払方式です。

担保は不要です。

編集部まとめ

今回は、「教育訓練受講者支援資金融資制度」について説明しました。

失業中勉強して希望の職に就きたいと思っても、生活費が足りないと勉強に専念できないですよね。

融資なのでもちろん返さなければいけないお金ですが、低金利で借りられますので、上手に利用して安心してキャリアアップに励みましょう!