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教育ローンを活用して子どもの学費を用意!

困り顔のトネガワさん

子どもがもうすぐ大学生。
教育資金、準備はしてきたけど、足りないなあ…
親としてしっかり用意してやりたいのだが…

ラッキーくん

子どもの教育費、特に大学入学となると、かなりかかりますよね。
早くから準備していても足りないこともあります。

そんな時利用できるのが「教育ローン」。
子どもの教育資金のために金融機関から貸付を受けるものです。

教育ローンがどのようなものか解説しますので、上手く活用して下さいね。

教育ローンってどんなもの?

教育ローンというのは、使途を教育関係の経費に限定したローンのことです。
学生本人ではなく、学生の保護者が借りるものです。

使い道は、学費に限っている場合もありますが、受験料、教科書代、パソコンなど勉強に必要なもの、通学費用、遠隔地に進学する場合のアパートや下宿の家賃等の諸費用も含めている場合が多いです。パソコンと教科書

主に以下のような機関が扱っています。

  • 日本政策金融公庫
  • JAバンク
  • ろうきん
  • 銀行

日本政策金融公庫

国の教育ローン」として一般によく知られているのが、日本政策金融公庫の「教育一般貸付」です。

日本政策金融公庫は、政府が100%出資している政策金融機関(政府系金融機関)で、経済発展や国民生活の安定などの政策を実現するために設けられた特殊法人です。

利用できる方

「国の教育ローン」の利用については、扶養する子どもの人数によって、世帯年収の上限が定められています。

たとえば、子どもの人数が1人のときには世帯年収の上限は790万円、2人のときには890万円、3人だと990万円となり、勤続年数が3年未満などの場合、条件が若干緩和されます。

つまり、一般のローンであれば、収入が多く安定していれば借りることができるのに対し、「国の教育ローン」に関しては、現時点で経済的に厳しいことが条件ということですね。

とはいえ、ローンですので、返済能力があるとみなされなければ審査に通りません。

融資金額

子ども1人あたり350万円までの貸付が受けられます。

金利

固定金利で1~2%台、他の金融機関の教育ローンに比べてかなり低い金利です。

母子家庭、父子家庭、年収200万円以下の場合は優遇されます。

保証

国の教育ローンでは、連帯保証人を立てるか、教育資金融資保証基金の保証を受けるかを選べます。
なお、教育資金融資保証基金の保証を受ける場合には、保証料を支払う必要があります。

返済期間・返済方法

返済期間は原則15年以内となっており、交通遺児家庭、母子家庭、父子家庭または世帯年収200万円以内の人は18年以内になります。

返済方法には、

  • 元金と利息を合わせた毎月の返済額が一定になる元利均等返済型
  • 在学期間中は元金を据え置いて利息のみ支払う元金据置型

の2種類があり、どちらかを選べるようになっています。

手続きの流れ

国の教育ローンを利用する場合の手続きは、以下のような流れになります。
申込み~入金まで、20日程度となっています。

▶1.申し込み

国の教育ローンの申し込みは、インターネットから24時間いつでもできます。
また、郵送での申し込みも可能です。

インターネット申し込みの場合には、申し込み時に必要な書類を別途郵送で送ることになります。

▶2.審査結果の連絡

申し込み後10日前後で審査の結果が自宅に郵送されてきます。
融資可能となった場合には、「ご融資のお知らせ(兼借用証書)」などの書類が届きます。

▶3.契約

契約に必要な書類を日本政策金融公庫に提出します。
必要書類は以下の通りです。

  • 「ご融資のお知らせ(兼借用証書)」(審査結果通知の際に郵送されるもの)
  • 印鑑証明書
  • 合格を確認できる書類
  • 「預金口座振替利用届」(審査結果通知の際に郵送されるもの)
  • 送金先口座の預金通帳

店舗に直接持って行く以外に、郵送での提出も可能です。
印鑑証明書は早めに用意しておくとよいですね。

▶4.入金

審査結果が出た後、10日前後で申し込み人名義の口座に融資金が入金されます。

JAバンク

JAバンクは、JA(農業協同組合)、信連(信用農業協同組合連合会)、農林中金(農林中央金庫)で構成されるグループで、貯金、貸付などの事業を行っています。

利用できる方

申込み時の年齢が20歳以上、勤続1年以上、前年度の税込年収が200万円以上で、最終償還時の年齢が71歳未満である必要があります。

また、前提として、基本的にJAの正組合員か准組合員であることが求められます。
JAに出資すれば准組合員になることができます。
詳しくは、最寄りのJAにお問合わせ下さい。

融資金額

10万円以上1,000万円以内の融資を受けることができます。

  • まとまった資金の借入に便利な「一般型」
  • 借入枠内で繰り返し借入ができる「極度型」

の2種類があります。

金利

金利は地域によって異なりますので、ホームページをご覧下さい。

保証

JA所定の保証機関が保証する形になります。

返済期間・返済方法

元金と利息を合わせた毎月の返済額が一定となる元利均等返済になります。
ボーナス併用返済も可能です。

返済期間は最長15年です。

手続きの流れ

▶1.仮申込み

JAバンク「教育ローン」のログインページから申込み画面に進み、必要項目を入力の上、送信します。

▶2.申込み内容確認の連絡

自宅や勤務先に電話がかかってくる場合もあります。

▶3.仮申込み諾否結果の連絡

通常のローンでいう「審査結果」の連絡ですね。

▶4.正式な手続き

窓口で正式な手続を行います。

ろうきん

ろうきんとは、労働金庫のことです。

ろうきんは、労働組合生協が資金を出し合って設けた協同組織の金融機関になります。
ろうきんは、営利を目的とした企業である銀行などとは違い、勤労者の役に立つことを第一の目的としています。

ろうきんの教育ローンには、「証書貸付型」と「カード型」があります。

証書貸付型」は必要な金額を一括で借りる方法です。

カード型」はキャッシングやカードローンと同様、極度額の範囲内で繰り返し借入が可能になっています。
コンビニATMも利用できるので便利です。

利用できる方

申込み時の年齢が満18歳以上(カード型は申込時満65歳未満)、勤続1年以上(自営業は3年以上)で、前年度税込年収が150万円以上必要です。

また、最終返済時の年齢が満76歳未満でなければなりません。

また、ローンのタイプにより、

  • カード型:団体会員または生協会員のみ可能
  • 証書貸付型:一般勤労者も利用可能

となっています。

団体会員というのは、労働組合、国家公務員・地方公務員等の団体などに所属する方、生協会員というのは、ろうきんに出資している生協の組合員です。

出資金を支払えば、生協会員になることができます。
最低出資金は1,000円程度ですが、詳しくは各生協にお問合わせ下さい。

融資金額

最高1,000 万円で、カード型であれば、限度内で繰り返し借入が可能です。

証書貸付型でも、4年以内であれば分割が可能です。

金利

証書貸付型とカード型で異なり、証書貸付型のほうが低金利となっています。

証書貸付型は、変動金利型と固定金利型がありますが、一般勤労者の場合は固定金利のみとなっています。

条件の良い(金利の低い)順に、団体会員、生協会員、一般勤労者となっています。

カード型は変動金利のみで、団体会員のほうが生協会員より低金利となっています。

保証

ろうきん指定の保証協会を利用します。
カード型の場合は利用者が負担(金利に上乗せ)、証書貸付型の場合はろうきんが負担します。

返済期間・返済方法

▶カード型の場合

カードローン利用期間中は利息のみ返済し(最長7年)、その後は元金と利息を合わせて返済します。

返済期間は最長20年となります。

▶証書貸付型の場合

3つの返済方法があります。

  1. 一般タイプ:元利均等毎月返済、つまり最初から利息もあわせて返済する方法
  2. 据置タイプ:元金返済を最長5年据え置き、その間は利息のみ返済
  3. 分割タイプ:分割して融資金を受け取り、その間は利息のみ返済

返済期間はいずれの場合も最長15年となります。

手続きの流れ

ろうきんの教育ローン(証書貸付型)の申し込みから融資までの流れは次のとおりです。なお、カード型の申し込みを希望する場合には、営業店に問い合わせる必要があります。

▶1.仮申し込み

インターネットで仮申し込みができます。
ホームページの仮審査申込フォームに必要事項を入力して送信します。

▶2.仮審査

申し込み内容にもとづいて仮審査が行われます。

▶3.審査結果の連絡

営業店から仮審査の結果の連絡が来ます。

▶4.正式申し込み

仮審査に通過したら、必要書類を提出して正式申し込みをします。

▶5.入金

融資が承認されたら、口座に振込入金されます。

上記3つの教育ローンの利用資格・融資金額・返済期間を比較すると、以下のようになります。

日本政策金融公庫 JAバンク ろうきん
利用条件 子どもの人数によって世帯年収の上限あり ・20歳以上
・勤続1年以上
・年収200万円以上
・最終返済時71歳未満
・18歳以上
・勤続1年以上
(自営業は3年以上)
・年収150万円以上
・最終返済時76歳未満
融資期間 350万円まで
(子ども一人あたり)
10万円~1,000万円 1,000万円まで
返済期間 原則15年以内
(年収等の条件を満たせば18年以内)
15年以内 20年以内

ゆうちょ銀行

教育ローンというと、「郵便局の教育ローン」を思い浮かべる人も多いかも知れません。

郵便局・ゆうちょ銀行の教育ローンといえば、かつては「教育積立郵便貯金」というものがありましたが、2007年10月以降新規の受付をしていません。

今、ゆうちょ銀行で申し込みができる教育ローンは、スルガ銀行のフリーローン「夢航路」の教育プランになります。
ゆうちょ銀行がスルガ銀行のローンの申し込みを代理業者として受け付けているのです。

この「夢航路」の教育プランでも、上記の教育ローンと同じように、入学金、授業料のほか、新生活の準備に必要な資金を準備することができます。

利用できる方

申込時20歳以上70歳以下で、77歳までに返済が可能であることが条件です。

また、申込み金額が500万円以上の場合は、勤続年数が3年以上であることが必要です。

融資金額

勤続年数によって融資可能金額が異なり、

  • 勤続年数が3年未満の場合:500万円未満
  • 勤続年数が3年以上の場合:500万円以上1,000万円以下

となっています。

金利

固定金利のみで、金融情勢に応じて決定します。

保証

SDP株式会社が担当します。

返済期間・返済方法

10年以内となっています。

銀行の教育ローン

教育ローンは銀行でも広く取扱われています。
教育目的ということで、銀行の他のローンに比べて金利が低く設定されています。
ただし、使い道は教育関連に限られます。

低金利という点では日本政策金融公庫の「国の教育ローン」が一番ですが、収入の上限を超えてしまって申し込めないという方もいると思います。
その点、銀行の場合は、収入が多すぎて申し込めないということはありません。

それぞれの銀行で金利は違いますが、地方銀行や信用金庫で比較的安くなっています。

また、基準となる店頭金利がそれほど低くなくても、その銀行の住宅ローンやカードローンの利用がある、インターネット申込みなどの様々な条件により金利が安くなることもあります。

時期により低金利キャンペーンを行っている銀行もありますので、チェックしておくといいですね!

銀行は即日融資も!

教育資金は早めに準備するのが基本ですが、他の教育ローンの審査に落ちてしまったり、何らかの事情で急を要することもあるものです。

その点、銀行は手続がスピーディで、申込みから審査終了までが数日、早いところで即日融資可能なところもあるのが助かりますね。

編集部まとめ

金利などの条件がいいのは何といっても「国の教育ローン」!
所得上限などありますが、条件が合えば検討してみることをお勧めします。

他にも、JAバンク、ろうきん、銀行の教育ローンがあり、利用条件、融資金額や返済方法など、それぞれ違いがあります。
手続きにかかる時間も要チェックですね。

ご家庭にあった教育ローンを見つけて活用しましょう!