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カードローンとキャッシング、消費者金融の違いは?

テレビなどでお金を借りる系のCMを見ていると、「カードローン」と言っていたり、「キャッシング」と表現されたりしていますよね。

さらには「消費者金融」と呼ばれることもあったりで、さらに混乱を生んでいます。

このページでは、

  • カードローン
  • キャッシング
  • 消費者金融

それぞれの違いについて、編集部が徹底解説しています!

違い

カードローンとキャッシングの違い

この2つに違いはないと言う方もいますが、基本的には、

  • カードローン:銀行(三菱東京UFJ銀行など)
  • キャッシング:消費者金融(アコム、プロミスなど)

と今のところは明確に分けられて使われています。

それでは「現金を借りるのはどちらが良いのか?」
というと、細かな違いはありますが、少額を借りる分にはどちらでも構いません

そういった意味から、両者については細かな特徴やサービスの違いはあれど、利用する時にどちらが良いかを気にする必要はない。
というのが実際のところです。

大きな違いは総量規制が適用されるかどうか

それでは「カードローン(銀行)とキャッシング(消費者金融)の一番大きな違いとは何でしょうか?

それは2010年改正貸金業法から施行された「総量規制が適用されるかどうか」です。
※年収の3分の1を超えてお金を借りられない法律

どういう意味?

総量規制は貸金業法で定められたことなので「貸金業者」に適用されます。
一方、銀行系カードローンは、銀行法によって管理されているので、貸金業法には縛られません。

よって「銀行系カードローンに総量規制は関係ない」ということになるのです。
つまり、いざ貸そうと思ったらカードローンは、いくらでも貸付けできてしまうわけですね。

収入証明書が必要になる金額が異なる

消費者金融でキャッシングする時は、総量規制の影響を受けますので、

  • 50万円以上借りる時
  • 専業主婦・主夫の方が借りる時

には収入証明書の提出が必要になります。
また、収入のない方は「稼いでいる配偶者の同意書+収入証明書の提出」が必要となります。

銀行カードローンでお金を借りる時も収入証明書が必要になるのですが、

  • 厳しいところで100万円から
  • 通常300万円から

となっております。

要は、消費者金融で借りる場合は50万超で収入証明書の提出が必須になるにも関わらず、銀行で借りる場合は通常300万円超までは不要なのです。

借り手の返済能力(返済計画や返済方法)が全く同じだったとしてもです。

ただ、300万円以上を借入する方はそれほど多くはありませんので、大半の方は収入証明書が不要ということになります!

利用限度額

総量規制による縛りの有無によって、利用限度額についても、

  • 銀行カードローン:年収の3分の1以上の額を借りられる
  • 消費者金融キャッシング:年収の3分の1まで

と実際の借入金額にも差が生まれました。

表記上はどの会社も「ご融資額500万円まで」のように書かれていますが、実際に借りれる利用枠の大きさがが、貸金業法と銀行法という法律の違いによって異なるのです。

銀行と消費者金融で違うのは不公平?

「どちらか一方のみ法律が適用されるのは不公平では?」と思われた方が、正しい考え方で、「消費者金融で借りれなくなった方がヤミ金に流れてしまう」というような問題点も専門家等から指摘されています。

カードローンとキャッシングの比較表

カードローン キャッシング
提供者 銀行 消費者金融
法律 銀行法 貸金業法
審査基準 やや厳しい 普通
個人信用情報機関 利用する 利用する
審査スピード 最短即日 最短即日
金利 やや低め 普通
無利息期間 あり あり
総量規制 適用外 適用
金融機関の銀行口座 持っていると有利 関係ない
収入証明書 100万円超から必要 50万円から必要
保証会社 利用する 利用しない
保証人・担保 不要 不要
在籍確認 行う 行う
借入限度額 大きい(大口融資も対応) 普通(小口融資が中心)
年会費 無料 無料
利用目的 問われない 問われない
世間のイメージ 健全 やや怖い

審査の難易度と保証会社との関係

審査基準は各社で異なるのですが、全体的に見たら、銀行系カードローンの方が審査難易度が高く、審査通過率はやや低いという傾向にあります。

また審査方式も異なっており、消費者金融が自社独自で審査を行っているのに対し、銀行は審査を保証会社にアウトソーシング(業務委託、外注)しています。
※保証会社とは?:利用者の審査を行ったり、返済不能になった場合に債権回収を行う会社

ただ、こちらの業界マップを見てもらいながらだと、ちょっと面白いことがわかるのですが、アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループですよね。

そして、三菱東京UFJ銀行はバンクイックというカードローンを自分たちでも行っているのですが、そこの保証会社はアコムなのです。

つまり、銀行は消費者金融の審査・回収ノウハウに頼っている部分があるのですね。
※逆にアコムなどの消費者金融各社もキャッシング以外の事業の柱として、堅実な手数料収入が見込める保証業務に力を入れているので、お互い利害が一致しています

それなら全く同じ審査基準なの?
というと、やはり銀行の方が審査通過率は低いのが業界的な相場になっています。

融資との違い

人によっては消費者金融でお金を借入する時に「融資」という言葉を使う方がいます。
融資は「お金を貸すこと」の意味ですので、「消費者金融にお金を融資してもらう」という使い方は間違っていません。

ただ、世間一般的に融資という言葉は、例えば「法人が事業資金として銀行などからまとまった現金を借入すること」を意味します。

なので、混乱を避ける為にも、キャッシングやカードローンと混同して融資という言葉は使わないようにしましょう!

編集部まとめ

今回は「カードローン、キャッシング、消費者金融、融資」と言った言葉の意味を、少し難しく解説しました!

ただ簡単に言ってしまえば、50万円までの現金を借りる分には、その違いを意識しなくても全く問題はありません。

なので、むしろ「審査に通るか?」「金利が少しでも安いか?」などの違いを見て選ぶことをオススメします。