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業界初が多い!これまでのアコムの沿革

はじめてのアコム♪
で有名なアコム株式会社さんですが、これまでの沿革を調べてみると、創業時から

  • 業界で1番に始めたこと
  • 異業種へのチャレンジ

など、まさに業界のリーディングカンパニーの一社として、面白い活動をされています。

当サイト編集部でも興味を持ちましたので、独断と偏見でこのページにまとめていきます!

昔は呉服屋さんだった!

1936年に創業した時は今のアコムという名前ではなく、「丸糸」という呉服店でした。

呉服屋さんだった

まさかの金融業界ではないところからのスタートなのが驚きです。
それでは、いつからお金に関わるビジネスを始めたのでしょう?

質屋

呉服店を廃業された後、
1948年に質屋業に参入されます。

まさに消費者金融のルーツで紹介した通りの流れですね。

サラリーマン金融開始

その後1960年に神戸の元町で勤人信用貸し(サラリーマン金融)に参入したのも上記のページで紹介した通りです。

以下からは日本初・業界発の事例が連続して登場してきます。

日本初の現金自動販売機

1973年
この頃はまだ商号変更する前で、マルイト株式会社という名前でしたが、大阪の梅田店に日本で初めて「現金自動販売機」を置きました。

「現金自動販売機」というとわかりづらいですが、いわゆる現在のCD(キャッシュディスペンサー:現金自動貸付機)のことです。

アコム株式会社の誕生!

1978年にアコム株式会社が設立されます。
そしてついにマルイト(とジョイ株式会社)から消費者金融事業を譲り受けます。

ちなみに社名の由来は、

  • 愛情:Affection
  • 信頼:Confidence
  • 節度:Moderation

の頭文字を取ったものと公式ホームページで紹介されています。

業界初24時間稼働のATM

それまでのATMは24時間営業ではなかったようですが、
1979年アコム銀座店において初めて、

  • 年中無休
  • 24時間営業

という条件で運営されるようになりました。

しかも銀座店というところに戦略性を感じます。

マクドナルドの例

なぜかというと、日本マクドナルドの創業者である藤田田さんが、アメリカのマクドナルドからフランチャイズ権を買って、日本で初めて出店したのが銀座店なのです。

しかも、土地代の安い場所ではなく、あえて銀座店にこだわった理由が「銀座で話題になれば商売も必ず成功する」という哲学があったからそうなのです。

  • マクドナルドの銀座店がオープンしたのが1971年
  • アコムが銀座店に24時間のATMを設置したのが1979年

当時のマクドナルドの成功に何か感じるところがあったのかもしれません。

伝説の始まり?自動契約機「むじんくん」

今では各社の自動契約機(無人契約機)がそこら中にありますが、第一号を始めたのは、やはりアコムさんでした。
そうですあの「むじんくん」です。

むじんくん

むじんくんが世に普及していく時のインパクトは凄かったですよね。
ラララむじんくん♪
というキャッチーなメロディに合わせて、あっという間に世の中に浸透していきましたからね。

ただ、「当初は、無人で自動的にお金を貸し付ける機械」という間違ったイメージで伝わり、批判されたこともあったそうです。

コードネーム?

スッカリ「むじんくん」の名前が定着していますが、開発している時の名前はアスコット(Acom Satellite Communication Terminal)というコードネームが付けられていました。

消費者金融業界で初めての株式公開

それまで消費者金融業界で、東京証券取引所に株式を公開しているところはなかったのですが、

  • 1994年東証二部上場
  • 1996年東証一部上場

を果たしています。

クレジットカード事業も1番手!

消費者金融業界でクレジットカードを発行したのもアコムが一番最初です。

最近では消費者金融業界でクレジットカードを発行している会社は少なくなりましたが、2000年代1桁後半あたりまでは各社がこぞって発行していました。

ですが、その後各社がカードを廃止していく中で、唯一最後まで残っているのがACマスターカードです。

異業種への参入も積極的だった!

日本人がまだ、

  • ビデオ
  • CD

を借りる為に、足繁くレンタル屋さんに通っていた頃、「アコム」という名前の店舗があったことをご存知ですか?

実はあれ消費者金融のアコム株式会社がやっていた事業なんです。

私も昔は「なんかロゴが似てるな」くらいにしか思っていませんでしたが、大人になってから知りました。

もちろん今ではレンタル事業は行っていません。

アコムさんは他にも異業種に参入していたので、一時期は事業の多角化経営を目指されていたのだと思います。
おそらく、それが当時の経営の流行りだったのでしょうね。

三菱UFJフィナンシャル・グループへ

2008年にアコムは三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の連結子会社になりました。

06年にグレーゾーン金利の撤廃が決まり、大手消費者金融会社は倒産を避ける為に、大手銀行の傘下に入ることを決断したのです。
このあたりの経緯は、

でまとめています。

ただ、アコムとしてもいきなり連結子会社になったのではなく、

  • 01年:東京三菱キャッシュワンの共同設立(東京三菱銀行、三菱信託銀行、ディーシーカード、株式会社ジャックス)
  • 04年:三菱東京フィナンシャル・グループと資本提携と戦略的業務提携、その後持分法適用関連会社へ

などの提携や、合弁会社を一緒に運営してきた土台の上で行ったことでした。

信用保証事業で存在感

三菱東京UFJ銀行にはバンクイックというカードローンがありますが、そこにお申し込みをすると、実は審査はアコムによって行われます。

このような仕組みを保証業務と呼ぶのですが、アコムはMUFGの中で消費者金融分野だけでなく、同グループの保証業務を担当することで、グループ内での存在感を発揮しています。

これは、アコムが消費者金融のトップランナーとして、個人向け融資のノウハウを積み重ねてきたからこそできる仕事なのです。

そのおかげで、アコムもMUFGの中で吸収合併されることなく、存続会社としてグループの中核を担えているのだと思います。

編集部まとめ

今や当たり前の無人契約機も元祖は「アコムのむじんくん」ですからね。

非情にチャレンジングな文化を持った会社で、編集部としても、アコムさんの歴史の長さ、そして業界をリードしてきた起業家精神に感動しました!

現在ではスッカリ大手ですが、何回もの冒険を経ての今の地位なんだと思うと尊敬できます。
これからも消費者金融業界のリーディングカンパニーとしての活躍に注目していきたいと思います。

参考文献

理解されないビジネスモデル消費者金融